大地震の予兆(熊本市中央区、南区 他) | コワイハナシ47

大地震の予兆(熊本市中央区、南区 他)

2016年4月14日夜9時26分、震度7の地震が熊本を襲った。熊本では地震がほとんどなく、地震保険の料率も1番低いほど。断層など意識もしていなかった。だが、その揺れはまだ本震ではなかった……。

地震の前触れとも言える不思議な話を集めた。

地震の次の日。15日の朝には社員が集まり全体朝礼をした。家族の安否や今後の出荷状況、熊本市内の情報などを話し合った。

その朝、F部長がふと横の小さな川を見ると、鯉が何匹も集まり、跳ね上がっていた。この川に鯉がいたということも驚きだったが、それが上に登るかのように跳ね上がっているのだ。

「気持ち悪いな……」

それが素直な感想だった。

部長は何となく気になり、インターネットで検索をした。

「鯉が跳ねる 地震」

と打ってみる。すると、出てきた言葉はこうだった。

「大地震の前兆」

慌てて社内の備品や棚を倒した状態にするなどの耐震対策を始めた。

地震が起きた後だから、こういう現象が起きるんだと言う人もいたが、どうしても「前兆」という言葉が気になったのだ。

するとその深夜、前回の地震から27時間近く後に、本震となる巨大地震が起きた。

やはり大地震の前には動物たちが敏感に反応する。

川は断層を流れている。魚にとっては水底の変化や音、温度などで危険を察知できているのだろう。ナマズが地震と関係するのも、地盤が弱い沼などはより断層の動きが活発だからそこに住む魚たちは先に察知できる、と憶測する。

熊本市内でも、蜘蛛の巣が地震の朝だけは下の方に張られていた、と言う。

また、川尻に住むM氏によると、最初の頃に本震とニュースで言われていたが、14日の地震の後は、妙に身体が研ぎ澄まされた感があり、絶対に次に大きいのが来るとなぜか確信していたという。

理由を聞くと、14日以降も常に地面が揺れ続け、船酔いになるような感覚があり、そんな予知があったという。

ボランティアに来ていた男性が熊本城近くの塀で休憩をしていた時の事だった。

初夏の緑が美しく、木々がさわさわと風に流れ心地よい気分になった。その時だった。

「キテクレテアリガトウ」

「マタキテネ」

と木々が話しかけてきたという。

木霊だろうか。

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