出口王仁三郎(千葉県) | コワイハナシ47

出口王仁三郎(千葉県)

私の友人でヒプノテラピストの近藤光という人物がいる。催眠療法ではなかなか凄腕の人物で、業界では知る人ぞ知る男である。

この人物、自分が日本通運のアップル担当部署にいたときの後輩である。

その頃、私はアップルの在庫データを担当する主任であり、彼は一般職員として勤務していた。

ある日、筆者が日月神示に関する本を読んでいると、近藤くんが激しく反応した。

「間さん、日月神示、お好きなんですか?」

「めっちゃ好きやで、あと王仁三郎や竜宮神示、火水伝文もな」

神道系の共通話題が見つかり、一気に親しくなったのだが、その後彼は作家の中矢伸一氏の事務所に入るため、退社し長野県に行ってしまった。

だが、縁とは不思議なものであり、近藤くんとは東葉高速鉄道の飯山満はさま駅のホームや東西線の中、船橋市内の某本屋などで遭遇し、交流は時々続いていた。

その近藤くんから2011年の東日本大震災の後、電話があった。

「間さん、いや敏太郎さんに伝言です。自分の仕事を早くやるように」

私はいきなり言われたので仰天した。

「おいおい、なんだよ、いきなり」

近藤くんは惚けた口調で不思議な話をし始めた。

「実は、赤ちゃんの頃、出口王仁三郎から可愛がってもらい、ガードさえつけられたお爺さんが名古屋にいまして、王仁三郎最後の弟子と言われてるんですよ」

「名古屋に王仁三郎最後の弟子が生存しているんですか?」

「ええ、自分もひょんなことから知り合いになりまして、時々電話が来るんですが、妙な伝言を預かりましてね」

近藤くんの説明によると、王仁三郎最後の弟子という人物から電話がかかってきて、こんなことを言われたというのだ。

〝おまえの友人に40代で、坂本龍馬の会社から社名をとった企業の経営者がいるはずだ。その人物にお役目を果たすように伝えろ。近く沖縄のユタを差し向けるから、力を合わせお役目を果たせ〟

と言われ、私のことだろうと思い電話してきたそうだ。

突拍子もない話であり、にわかに信じがたいことではあったが、そんなこともあるだろうぐらいにしか思ってなかった。

その数週間後、新宿の喫茶店で、この話を中矢伸一さんにしていたところ、これまた妙なことがあった。

「中矢さん、こういう話があるんですよ。不思議ですよね」

「それは不思議だね」

そのような会話をしていると、隣のテーブルに座っていた男性が立ち上がった。そして、私と中矢さんのテーブルに近づくとこんなことを言ったのだ。

「私、出口王仁三郎の子孫でございます」

こんな不思議なことがあってよいのだろうか。

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