宇宙人が呼んでいる(千葉県) | コワイハナシ47

宇宙人が呼んでいる(千葉県)

宇宙人がらみで不可解だと思った事は他にもある。いや不可解というか運命づけられていると言ったほうがいいかもしれない。筆者が二年前から行っている銚子の宇宙人・UFOを使った町おこしに関する話である。

時は平成二十七年十月二十五日にまで遡る。筆者の事務所に所属する女性シンガー・水木ノアから筆者にイベントの審査員の依頼があった。それが福島市で開催された「宇宙人コンテスト」である。審査委員長にUFO研究家の矢追純一氏を迎え、多くの観客や参加者を交えてなごやかにイベントは行われた。確かイベントが始まる直前だったと記憶している。一人の青年が筆者のもとにつかつかとやってきた。

「山口さん、千葉県銚子市で昭和三十年代に起こったUFO事件を調べてください」

出し抜けにそんなことを言われて、筆者は少々面食らってしまった。その青年は、埼玉からわざわざ宇宙人コンテストのためにやってきたボランティアスタッフであった。

「うん、まぁ考えておくよ」

なまくら返事をしたものの、正直あまり気乗りはしなかった。筆者が現在事務所を構えている船橋市は同じ千葉県ではあるが、銚子市とは距離が離れており、車でも二時間はかかる。当時体調もあまり良くなかったので、銚子事件の調査をする気分にはなれなかった。イベントは盛況のうちに終わり、筆者も千葉に帰ってから数ヶ月が経った。平成二十八年五月の出来事だったと記憶している。夕方五時に業務が終わり、筆者は自宅に向けて歩いていた。すると携帯電話が突然鳴った。

「兄貴に会いたい人がいるってよ」

下総中山で事務所の管理部を運営させている弟からの電話であった。ある人物が編集部と間違えて管理部に来てしまったらしく、その人物は筆者にどうしても町おこしをやってもらいたいと言っているようだ。

「わかったよ。十七時半に高根公団のサイゼリヤで待っていると伝えてよ。ところで、どこの街の人で、町おこしの内容は?」

すると弟が一言こういった。

「千葉県銚子市だよ。UFOで町おこしをやってもらいたいそうだ」

この時、運命と言うものを感じた。福島で会った青年とは全く関係のないルートからUFOの町おこしの依頼が来た。しかも、来ているのは銚子市の人たちだ。これを運命と言わずして何と言おうか。

(やるしかないな)

筆者が六十年前に起こった銚子事件の調査に乗り出した瞬間であった。この銚子でとんでもない結論を導くことになるのだが、それは本書の趣旨からずれるので別の機会にご紹介しよう。しかし、人間の運命と言うのは宇宙の意思や宇宙人の操作によって左右されているのであろうか? 何とも言えない巡り合わせとでも言うべきものを感じた。

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