斬首刑場跡(栃木県 合戦場) | コワイハナシ47

斬首刑場跡(栃木県 合戦場)

栃木市に住む田島さんから頂いたお話。

合戦場駅から歩いて二十分程の畑や田んぼが広がっている、とある一画。

その昔は斬首刑場だったそうで、慰霊碑と思しき石碑が建てられているのだが、覆い隠すように木々が生い茂っていた。

ある時、事もあろうにその斬首刑場跡の一画を誰かが開拓し、家を建てて住み始めてしまった。その土地を選んだ理由は不明だが、こんな話が伝わっているという。

その件の地に家が建って間もない頃。

住人は夜中に揺れを感じ外に飛び出るも、実際は地震などではなかったり、誰もいない筈の家の中にいつの間にか見知らぬ女性がいたり……そんな事が立て続けに起き、家を建てた本人は家を放って出て行ってしまい、それ以降は人が住む事もなく、長い間空き家になっていたそうだ。

こういう話が好きな田島さんは、この場所を知っている知人に案内してもらって実際に赴いてみたところ、その時にはもう件の家は解体されて無くなってしまっていた。

そして話には聞いていたその慰霊碑と思しき石碑。覆い隠すように生い茂っていた木々は全て切り倒されていて、代わりにフェンスが建てられ厳重に守られているという。

石碑は二つあるそうだが、その間にお地蔵様か観音様のような石像があり、昔からその地に詳しい知人が言うには、以前はなかったものだという。

供養を行う事は勿論良い事だが、大昔の処刑場の供養を更に重ねなければならない理由が何かあるのだろうか。

……そしてそれは果たして、供養なのか……。

何故なら、フェンスには有刺鉄線も設けられているのだが、それはどういう訳か外側ではなく、内側に向けてあるのだとか……。

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