竜神大吊橋 亀が淵(茨城県常陸太田市) | コワイハナシ47

竜神大吊橋 亀が淵(茨城県常陸太田市)

ひたちなか市の飛田整術の飛田先生の話だ。

僕にこんなメッセージが届いた。

「竜神大吊り橋の下に亀が淵という場所があるのですが そこに滝が二つあり向かって左側の滝壺を撮影すると水中に写るかもしれません もし行かれるのでしたらば塩はお持ちになった方が良いですよ 塩はご自分の身体だけにかけてください。回りに振り撒くと喧嘩を吹っ掛けてる状況になりますから気を付けて下さい 心をしずめてお静かに見に行ってください 近場の方ではここはかなり怖い方です」

竜神大橋は、中央でバンジージャンプができるかなりの高さの橋だ。最初は日本一高い吊り橋だったそうで、そりたった山の途中から途中にかかっているため、下の竜神渓を見るだけで立ち眩みがする。

正直、茨城で一番怖い場所はと聞かれると普通に「竜神大橋だ」と答える。それはその山麓、橋から見える山間にも、何か潜んでいるようでならない。

橋を渡り切ったところに龍の絵があり、いかにも竜神に守られている場所なのだと思うが、高さ百メートルもあるのに、下が透けて見える橋は実に恐怖をそそる。

さて、その近くにある亀が淵の話だ。飛田先生の話は続く。

「亀がふちの上の方に小さい頃住んでた方が知り合いにいるのですが 子供の頃は亀がふちに骨を拾っていたそうですよ。その骨を刀がわりにしてチャンバラして遊んでたらしいのですが骨は人骨らしかったという話でした」

なぜそんなところに人骨のたまり場があるか聞くと、

「くわしくはわからないけど、そこは常陸の国の山中ですからね、山賊がいたのかもしれないです。本人にもなぜ其処に骨が……と聞いたのですが当たり前の様に骨で遊んでいたので分からないそうです、 当時は土葬だったろうからもしかすると水が出たときに土葬の骨が流れ出したり等もあるかも知れません、自分の考えですが。 まるごとの頭の骨等は無かったみたいですが、長い骨を持ってチャンバラした覚えが有るということは、大型の動物の骨ですよね」

そういえば、この辺りは土葬であったと聞く。日立の本山寺の住職にも聞いたが、土葬して土饅頭を作った場所(塚のようなもの)をあとで埋葬しようと掘り出しに行くと、ほとんど骨が残ってないそうだ。

理由は、山が動いているから、だそう。

中には、土葬の死体を掘り出して遊ぶ変人もいるが、骨が流れて川や淵にたどり着くのはありえそうだ。

「しかしもっと怖い話がありましてね」

と飛田先生。

「竜神大橋の下にキャンプ場等があるウォーキンクコースがあるのですが、そこの奥に滝が二つあって、その滝の手前の滝の滝壺の水中にピンク色のどくろが写ってしまったんですよ」

人骨チャンバラをやっていた場所の近くの滝つぼに、どくろが写ったそうだ。話の流れから、本物の頭蓋骨でなく、霊的などくろのようだ。

「さすがにこの写真は処分しました。ピンクのどくろですからね、よく、赤系の心霊写真はよくない、怨霊があるというでしょう?」

そこは僕が竜神大橋に立って、山間の部分に寒気を感じた方角にある。

「その場所に行くにはどうしたらいいですか?」

飛田先生はおごそかに答えた。

「車で中までは入れないので、蕎麦屋の先が駐車場になってるのでそこから歩いて行くしかありません。しかしくれぐれもお気をつけて。塩はお持ちになったほうがいいですよ」

一度行ってみる価値はある。

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