たこの権八(茨城県高萩市) | コワイハナシ47

たこの権八(茨城県高萩市)

水戸の殿様の刀持ちがここの淵に太刀を落としてしまい、御下命を受けた権八が太刀を探すことになったそうです。

いざ潜ってみると、淵の底には御殿があり、権八はそこに案内されました。 権八は御殿の姫に手厚くもてなされ、太刀を返されましたが、

「ここであったことは誰にも言ってはならぬ」と口止めされました。

しかし権八は銭湯で友人に淵の底であったことを言ってしまいました。

半月が過ぎ、大潮の日に潮の引いた磯で釣りをしていた権八でしたが、磯に近づいてきた大きなサメに食われてしまいました。

この淵は海門橋から上流に向かって左側だと思うのですが、木々の生い茂った林がそのまま水面に落ち込んでいて、さらにその下が水深の深いところだと思うとぞっとします。

願入寺の下に位置するので、その岸に辿り着くには寺の境内から行くしかありませんが、想像するだけで卒倒しそうです。

対岸から眺めたことはあるのですが、取材はそれだけで終わってしまいました。なんだか怖くて……。

この淵の写真を見たが、確かにもののけの姿が見え隠れしそうだ。写真を霊能者に見せた。たこの権八かどうかはわからないが、たくさんの人がここでおぼれ死んだ、もしくは沈められたようで、水面からいくつもの手が出ている、よくこんなところに近づけたものだな、と。権八が淵の底で会ったのは、水死した人たちの霊であろう、と。

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