中国人墓地の怨霊文字(北海道旭川 上川郡) | コワイハナシ47

中国人墓地の怨霊文字(北海道旭川 上川郡)

上川郡において最も怖いといわれる中国人墓地。

正式には「中国人殉難烈死慰霊碑」

戦時中、日本人に強制的に連れて来られた中国人労働者のお墓が密集している場所。

とある一つの墓の裏に書いてある文字を読むと死んでしまうという伝説まである。

忠別ダムの建設に連れてこられた中国人は、元々やりたくて来た人間でなく、農村などにいた男手を無理矢理連れてきたのだ。軍部が「人狩り」と称してスパイ容疑をかけては、次々と村の若い男や年寄子供に至るまで連れてきた。

そして前述にあるような「タコ部屋」労働をさせた。

東北の花岡事件が有名だが、戦後GHQが入るまで、彼らの非合法労働やその死に方も表に出ることがなかった。

火葬もせず、土葬だったために今も人魂や人影を見たという情報が生々しい。

歴史研究のためにこの地を訪れたライターのK氏。

昼間だったが、雨でどんよりと暗かった。

傘を差して辺り一帯を見渡すと、雑木林の中に誰かがいるのが見えたそうだ。その人は大雨でも傘を差しておらず、立ったりしゃがんだりとうろうろしていたからこの辺りの管理人だろうと思って声を掛けた。

「すみません、ここの関係者ですか?」

その人はこっちをちらりと見て、何も答えなかった。

雨がますますひどくなった。

お互い対峙したままもおかしいのでK氏は傘を差しかけてやろうと近づいた。

「傘、入りますか? どうぞ」

K氏は心霊とかその類に興味がない。

墓石の呪いの文字も全部読んでいたが、特別何も起きていない。

だがその時は違った。

その人はK氏の目の前で忽然と消えた。

煙のように消えたんだとK氏は熱く語る。あれは完全に霊だったと。

この墓地の霊の目撃情報は多い。

K氏のその後は、特に霊障も起きなかったが、遊び半分で行ったような人もいる。ひどい人は夢で黒い影にうなされたとも聞く。

悲しい歴史を踏まえて行かない限り、霊に追われることがある。

この方々を殺した同じ人間だと思われないよう、節度ある態度でお参りするのが大切だ。

シェアする

フォローする