北海道 | コワイハナシ47

北海道一覧

北海道に関する怖い話、オカルト話、不思議な話、怪談話、都市伝説、心霊スポットなどを集めています

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喫茶店の観音菩薩(北海道旭川市)

喫茶店の観音菩薩 北海道の旭川市には大正時代に「カフェー文化」が花開き、その後も酒を扱うカフェーと酒類を置かない純喫茶とが均衡しながら街に根づいてきた。 容子さんが一九八七年から九〇年ぐらいにかけて通っていた喫茶店もその一つで、二〇年ほ...

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首なし地蔵(北海道)

北海道のある湖岸の道路に、ひとつのお地蔵さんがある。 Aさんは若い頃、暴走族仲間と随分無鉄砲なことをやっていた。 ある時、仲間たちとこのお地蔵さんの近くに車やバイクを停めてひと休みしていた時のことだ。 度胸試しをやろうということになっ...

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常紋トンネル(北海道北見市)

第三話の卓克さんは道央の都市で生まれ育ち、生田原に引っ越してから日が浅かったので、常紋トンネルについて何も知らなかった。いつも通っている国道の傍にトンネル工事殉難者の慰霊碑があったことも、それまで気がつかなかったのである。 鹿の一件から初...

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化身した鹿(北海道北見市)

道東のオホーツク地方は古くは網走管区と呼ばれ、シベリアから流氷が流れ着くことにも見られる通り、冬の寒さがことのほか厳しい。その反面、日照時間には恵まれており、初夏から初秋までは穏やかな気候が続く。従って山野の自然がたいへん豊かで、内陸部には...

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小人(北海道根室市)

放送作家のSさんは北海道根室の出身である。 小学校五年生の時に、ある噂がたった。 小人が出たというのだ。 しばらくすると、それが捕まったという噂に変わった。 ある朝、寝坊をしたSさんは急いで通学路の商店街を走っていた。 ふと、見な...

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覆水(北海道)

北海道で育ったHさんは、幼い頃にお父さんを亡くしてお母さんとふたり暮らしだった。 家は貧しかったが、お母さんはけっして生活苦を表に出す人ではなかったという。 ある年の夏の午後。お母さんが買い物についておいでと言う。小学校の低学年だったH...

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雪行灯(北海道)

あるタクシーの運転手が父親から聞いたという話。 出身地の北海道に渚滑(しょこつ)という所がある。昔から瘦せた土地で水源も遠く、農耕には適さなかったという。 終戦後しばらくして、死んだものと諦めていた三人の息子が、全員無事で帰ってきた。 ...

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お弁当狐(北海道)

北海道の厚沢部に中山という名の峠がある。 この峠道のどこかに山菜の宝庫があるのだそうだ。 ここをただひとり知っている人の話。 三年前の春。その人は籠を背負って山の中に入った。 山菜を籠に集めていると、いつからいたのか横を四、五歳の子...

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葉月寝具(北海道函館市)

函館で雑貨店を営んでいるHさんの話。 今の店を開く時だった。 新しいベッドが欲しかったが、資金をすべて改装などに充てたために諦めていた。 その話を聞いて、リサイクルショップに勤める友人がシングルベッドをプレゼントしてくれた。 中古と...

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つづく(北海道)

青森県でバーのマスターを務める、植山さんから聞いた話。 二〇〇〇年七月、北海道。 当時植山さんは、温泉地にある有名ホテルに勤務していた。 ディナータイムまでは大広間での宴席やバイキングの手伝いをして、その後はバーテンダーとして腕を磨く...

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オルゴール(北海道)

Sさんが情報誌で、高校時代の美術の先生の個展があるのを知った。会場で久しぶりに先生に会って話をして、それが縁で家へ遊びに行くことになった。 立派な二階建ての一軒家。 お茶を飲みながら話もはずんだ頃、 「そうだS、実は妙なものを買ってな...

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石炭と炭坑夫(北海道)

N子さんは、北海道の炭坑町の出身である。 彼女がまだ幼かった頃のことだ。 ある夕暮れ時、お父さんと一緒に行った銭湯からの帰り道、線路沿いの道を通った。昼間、石炭を積んだトロッコが行き交う線路だ。 お父さんと手をつなぎながら歩いていると...