東京都 | コワイハナシ47

東京都一覧

東京都に関する怖い話、オカルト話、不思議な話、怪談話、都市伝説、心霊スポットなどを集めています

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来訪者(東京都)

介護士の岡辺敬太さんが勤務する東京都の老人保健施設では、従来のナースコールの機能に加えて即時に会話することも可能な、PHS式の〝オフィスホン〟というものを用いている。入居者の居室、共同浴室、トイレなど、館内各所にこれを設置して、介護士を始め...

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時空ドライブ(東京都新宿区)

茨城県出身の建設作業員、木村清さんは四〇年近く土木工事に携わってきて、さまざまな地方の現場に従事してきた。現場から現場へ流れ流れて、気づけば何年も家に帰っていない、そんな時期もあったという。 「若い頃は体が丈夫だったから無理が利いたし、い...

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棺桶で生まれた和尚さん(東京都世田谷区)

私の愛読書『耳嚢』に「棺中出産の子の事」という話が載っている。 ──江戸時代、享保年間の中頃に、星野又四郎という下級役人の妻が懐胎し、今しも出産するというときに亡くなった。又四郎は仕方なく、妻の亡骸を納棺して菩提寺から僧侶を呼び、火葬にし...

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あの事件の死神(東京都世田谷区)

二〇〇〇年一二月三〇日深夜に起きた《世田谷一家殺害事件》は、ご存知の方が多いだろう。当時シェフの後藤生真さんは事件現場の付近で飲食店を営んでおり、平日は配送専門の弁当屋を、金・土の夜は居酒屋を生真さんひとりで切り盛りしていた。 彼は事件発...

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鴉の声(東京都)

前項で述べた、鳩の死骸をベランダに投げ込まれた事件は、既刊の拙著『実話奇譚呪情』に収録した。詳しくは是非お読みいただきたいが、一〇年以上前、商店街沿いに建つマンションに住んでいた頃の出来事だ。 その頃、一羽の鴉がよくベランダに来ていた。あ...

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雨夜の常連客(東京都港区)

雨夜の常連客 一九九八年頃、当時二〇代後半だった角田徹さんは、人生の一発逆転を図って六本木のキャバクラに就職した。まずは黒服になり、ゆくゆくは店長、そしてやがては風俗業界の帝王になるのだ。そのとき、残酷にも自分を見捨てたキャバ嬢・J子は後...

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首が後ろ前の鳩(東京都世田谷区)

私はどちらかというと鳩が苦手だ。首の無い鳩の死骸をベランダに放り込まれたことがあるせいだ。また、夫から、車に轢かれた鳩がよろよろと歩いてきたときのようすを詳しく聞いてしまって、これも一種のトラウマになっている。 「スタッフが機材車を停める...

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祓いに来た従伯母(東京都練馬区)

祓いに来た従伯母(東京都練馬区) 一九八九年の九月初旬、当時高校一年生の昭さんは、ある朝、父が突然に「こんどの日曜におまえたちをお祓いをしてもらうことにした」と宣言したので驚いた。 母の従姉が祈祷師を生業にしていることは知っていた。その...

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金縛り(東京都練馬区)

一九七三年生まれの昭さんが中学三年生のときと言えば、今から三二年前のことになる。 九月に入ったものの夏がぶり返したような陽気が続いていた時分だった。昭さんの家は東京の練馬区に父が建てた純日本家屋で風通しが良かったが、その晩は窓と襖を全開に...

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水辺の駅(東京都、神奈川県)

敷地が東京都稲城市と神奈川県川崎市にまたがっている某遊園地には、昔から幽霊が出没するという噂がある。いつ始まったのかわからないが、私が子どもの頃から「あそこのお化け屋敷には本物の幽霊がいる」と囁かれていた。 開園したのは一九六四年だが、遊...

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白い腕(東京都町田市)

東京都町田市の某大学は、創設者が小田急電鉄に土地と駅舎を提供してキャンパスの入り口に駅を造らせたという経緯があり、敷地のど真ん中が線路で分断されている。そこで橋を架けて敷地の左右を繋げてあるのだが、橋から電車に飛び込む学生がたまにいて、彼ら...

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学生帽(東京都)

A子さんが高校生だった頃の話。 当時彼女は都内の下町に住んでいた。 それは三月十日だったと今もはっきりと覚えている。期末試験前の試験勉強の真っ最中だったからだ。 A子さんの家の隣のビルで改装工事がはじまり、うるさくて試験勉強どころでは...