東京都 | コワイハナシ47

東京都一覧

東京都に関する怖い話、オカルト話、不思議な話、怪談話、都市伝説、心霊スポットなどを集めています

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手さぐり(東京都)

東京、それも都心部での話。 今から三十八年前、Mさんが高校に入学した頃だった。 夜、本棚を整理している最中、あやまって貯金箱を落とした。 今までも何度も落としているので、まあ割れはしないだろうと思ったが、鈍い音と共にあたりに硬貨が飛び...

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のっぺらぼう(東京都八王子市)

Kさんが八王子に住んでいた時のこと。 夕方、テレビを見ていたら、ギィイイーと木のきしむ音がする。 振り返ると自分の部屋のドアが音をたてて開こうとしている。 こんな音なんかしたっけ? 閉めにいって、またテレビの前に戻った。 また木の...

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庭の主(東京都)

ある人が定年退職を機に都内のマンションを引き払い、郊外にある一戸建ての借家に移り住んだ。 郊外の静けさや空気の良さを求めてのことだったが、何より子供の頃を思い出させるような木造一戸建ての持つ雰囲気を恋しがる歳になったのが理由だという。 ...

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四人目(東京都港区)

女性三人が新橋の居酒屋に入った時の話。 座敷に座り、ビールで乾杯をした。 Iさんが「くーっ、おいしいね」と前に座るふたりを見ると、「あら?」という顔をしたまま、ジョッキをテーブルに下ろさずポカンとして奥の方を見ている。 「なに?」と振...

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神社の記憶(東京都八王子市)

ある番組の取材班が八王子市にある神社に行った時の話。 ゲストは地元出身ということで選ばれたM子さんだ。 高台にある神社に続く細く長い石段の前でM子さんは突然動けなくなった。このままでは番組の撮影どころではないので、スタッフがM子さんの手...

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片車(東京都練馬区)

Nさんは二十年以上も練馬にあるアトリエで創作活動を続けている。 ここで一度だけ、こんな体験をしたという。 ある夜、暗いアトリエで考えごとをしていた。 気がつくと外から聞き慣れない音がしてきた。 重く、硬いなにかがきしみながら転がるよ...

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赤真似(東京都練馬区)

Hさんが練馬区のアパートで、漫画家仲間三人と同居していた頃の話。 ある日の夕方。同居人のふたりは描き上がった原稿を持って出版社に出かけたので、Hさんがひとりで寝ていた時だった。 玄関のドアをノックする者がいる。 どうせセールスかなんか...

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氷髪(東京都杉並区)

カメラマンのKさんは毎朝、杉並区の方南町から井の頭公園まで、神田川沿いにジョギングするのが日課だという。 ある朝いつもの道を走っていると、背中に悪寒が走った。 なんだろうと思ってまわりをよく見回すと、珍しく自分ひとりしかいない。 人通...

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灰色の玉(東京都世田谷区)

下北沢に住むYさんが「昨日、気になることがあったんです」と言う。 「何が?」と尋ねると、「半年前に……」と話しはじめた。 半年前、Yさんが夜帰宅した時、マンションの廊下に妙なものを見つけた。 直径四十センチほどのほこりを固めたような灰...

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ひゃっと(東京都新宿区)

福島県に住む、青木さんの体験談である。 二〇〇〇年代初頭のこと。 当時専門学校生だった彼女は、夏休みに友人を訪ねて上京した。 久しぶりの再会である。積もる話がある。一日では終わらない。 そこで、新宿にあった外資系の高級ホテルに二人で...

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縁の下(東京都)

都内の美術学校に通うために、S君は国立市の一軒家に引っ越した。 引っ越しの荷物を片づけ終わる頃、台所の床板に、赤いインクを零したような丸い染みを見つけた。雑巾で拭いてみたが、落ちない。 「仕方ないか」と、台所で荷を解いていると、床がわず...

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終電(東京都)

週末ふたりのOLが、夜遅くまでお酒を飲んだ。 ふたりとも店を出てから「終電で帰るから」と家に電話を入れた。 そして、中央線の御茶ノ水駅から終電に乗って武蔵境の駅で一緒に降りた。 週末の終電だけあって同じように赤い顔をした何人かの客とい...