コワイハナシ47 | ページ 3 | 怖い話、オカルト話、不思議な話、怪談話、都市伝説、心霊スポットを日本全国47都道府県別に集めたサイトです
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もうひとりの住人(京都市)

「このマンションはNという友人とふたりで住んでたんです。僕の部屋が玄関に近い四畳半で、ふたつある六畳の部屋のひとつをNが使ってたんです。……ここには別なものがいたみたいでした」 「別な女性ですか?」 「いえ、中年の男……らしいです」 ...

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通行人(京都市)

Sさんがその部屋の日常を語ってくれた。 Sさんの四畳半の襖を開けると廊下で、すぐ右手が玄関、左手にリビングがある。 その廊下を、時々知らない人たちが通る。 商店街でも歩いているように通るのだという。主婦もいれば、学生もいる。工場のおじ...

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名前(京都市)

休日、引っ越し祝いだと撮影所の仲間が遊びにきた。十畳のリビングで賑にぎやかに飲んだ。 朝になると酔った女性ふたりが「寝たい」という。 「じゃあ、俺の部屋で寝ろよ」と、Sさんは四畳半の部屋にふたりを寝かせた。 三十分ほどたった。スッと襖...

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あそぼう(京都市)

テレビ撮影で大いに興味をかき立てられた私は、連絡先を調べてSさんに直接取材を申し込んだ。 Sさんがこのマンションに引っ越してきたのは九年前。 条件は職場である撮影所に近いこと。そして友人のNさんとふたりで一緒に住める程度に広いこと。そし...

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エレベーター(京都市)

撮影は続いた。 マンションをひと周りしてみる。建物の形そのものが何か妙だ。外観がやけに凸凹している。裏側の一階部分が駐車場に直結している。その関係で一階部分が表通りより低い位置にあるようだ。 再び、正面に戻った。 「じゃあ、久しぶりに...

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夜中のロケ(京都市)

移動中のワゴン車で、私とA子さんの会話をディレクターがじっと聞いていた。 「その話、ほんとうですか?」とどうやら興味を持ったらしい。 「ほんまほんま、俺も知ってる」と誠さん。 「それ、どこですか?行ってみませんか?」 「いや、それは...

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赤い三輪車(京都市)

「A子さんご自身は何か体験しなかったんですか?」と尋ねてみた。 「一度、こんなことがありました。朝、仕事に行こうとエレベーターに乗ったんです。前を見ると、ドアの脇に赤くて古い三輪車があったんです。この階に子供なんていないのに……。八階に人...

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男だけに見えるもの(大阪市)

A子さんが居候して間もない頃、共演している男優さんが、撮影の合間にこう漏らした。 「俺、今、市内のホテルに泊まってるんだけど、部屋に幽霊が出るんだよ。気味が悪くって帰りたくないんだ」 そういえばそういう事に敏感な人だとは聞いていた。 ...

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人が寄る場所(大阪府)

それから一年後、つまり去年の夏の終わり頃。 関西ローカルの深夜番組から出演依頼があった。これも北野誠さんの番組で、ゲストをタクシーで送迎して、その車中でトークをする番組。しかも、この時はスペシャル企画でワゴン車に乗り込み、数人で心霊ツアー...

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警告(京都府)

その一週間後、私は大阪の放送局で北野誠さんと会った。 「中山くん、京都ロケ帰りのKの携帯覚えてる?」と聞かれた。 「ええ」 「あのあと俺、気持ち悪い話聞いたんや。実はな……」 誠さんの目が真剣である。 京都市内に幽霊が住むマンショ...

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発端(京都府)

一九九九年の初夏のこと。 ある夜、東京のテレビ制作会社のKさんというディレクターから電話があった。 「タレントの北野誠さんからのご紹介で電話させていただきました。実は彼が出演している東京ローカルの深夜番組で、霊スポット巡りをするという企...

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廃工場日誌(近畿地方)

若き日の父が綴る戦慄の日誌 関西の某市にて倉庫業で生計を立てている那須さんは、隣接している自宅を改修する際、数年前に亡くなった学者肌の父親の部屋を整理した。長い間放っておいた部屋なのだが、その際、父親の愛用の机から一冊の日誌が出てきたので...