コワイハナシ47 | ページ 4 | 怖い話、オカルト話、不思議な話、怪談話、都市伝説、心霊スポットを日本全国47都道府県別に集めたサイトです
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汲めども尽きぬタクシー怪談(茨城県)

東京に近い茨城県の、さほど大きくない町に住むベテランタクシー運転手の沖さんは、時折、 「客層が、わるい」 ……と、直感することがあるという。といっても、乗り込んできた恰幅のいい中年男性が、実はヤの字のつく職業であるとか、こいつは乗り逃げ...

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山野夜話(抄)最終夜(東北地方)

大分酔いも回ってきたらしく、佐竹さんの顔はまるで赤鬼のように紅潮している。 「そろそろ、寝だほうがいいがもしんねぇなァ」 既に寝間着に着替えていた佐竹さんは。自分の寝室に向かおうとしていた。 ところが数歩歩んだだけで、くるりと踵きびす...

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山野夜話(抄)第八夜(東北地方)

「おがしなごどって言えば、太郎さに起きたごどほど、訳がわがんねえもんもねえべなァ」 食後の一服を堪能しながら、佐竹さんは語り始めた。 「鉄砲ぶちの腕前だけは、大したもんだったんだげどなァ」 佐竹さんの自宅から車で数分の山の麓に、小さな...

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山野夜話(抄)第七夜(東北地方)

「こつげな所に住んでっとなァ、自然と愉しみも決まってくるわけだずなァ」 佐竹さんはそう言いながら、青光りする愛用のカーボン製渓流竿を手に取ると、大事そうに布で磨き始めた。 自然の中で暮らしていると、趣味もそれを利用したものが主になってく...

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山野夜話(抄)第六夜(東北地方)

「そういえば、あの童の話をせねばなんねえべなァ」 佐竹さんの学校には、所謂ガキ大将が存在していた。 その名を、勇吉といった。 勇吉は数年前に東京からこの町に引っ越してきた、身体の大きな子であった。 周囲の子達と比べると身体の大きさば...

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山野夜話(抄)第五夜(東北地方)

「まァ、こればっがりはやめられねべなァ」 佐竹さんはごくりと喉を鳴らすと、コップに注がれているほんのり山吹色をした液体に鼻を近づけた。 その馥郁たる香りを暫しの間堪能すると、ゆっくりと喉へと流し込んだ。 「いんやァ、堪んねずなァ」 ...

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山野夜話(抄)第四夜(東北地方)

「そういえば、大分昔にこつけな話もあったずなァ」 大分酔いも回って上機嫌になったのか、時折小唄を唄いながら、佐竹さんは若い頃の出来事を語り始めた。 佐竹さんの自宅から十数分歩いたところに、大分前から住人を失い、廃墟になっている一軒家があ...

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山野夜話(抄)第三夜(東北地方)

「長いことこつけな場所に住んでっとなァ、色々なものが見えてくっごとも仕方がねぇんだずなァ」 佐竹さんの右手には愛用のコップがあり、開封したばかりの冷酒がなみなみと注がれている。 本日既に四、五杯目だろうか。彼の頬は既に赤みが差しており、...

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山野夜話(抄)第二夜(東北地方)

「甕蜂と言えば、こつけな話もあったずなァ」 佐竹さんは突然思い出したかのように席を立った。そして嬉々とした表情を浮かべながら、隣の部屋へと案内してくれた。 「な?立派なもんだべ」 そのこぢんまりとした部屋の正面に置いてあるサイドボード...

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山野夜話(抄)第一夜(東北地方)

夏暑く、冬寒い。東北地方のとある山間部に、佐竹さんは今現在一人で暮らしている。 真夏の灼熱地獄や真冬の深雪が当たり前のこの場所で、彼は普通ではない出来事を数多く体験している。 今年で齢九十を迎えるが、現役時代は山奥の分校で教職に就いてお...

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佐白山の恐怖体験(茨城県笠間市笠間)

笠間市にある『佐白山』は標高百二十八メートルの小高い山だ。遠い昔、山頂には笠間城がそびえていた。この山自体が城であった。 歴史を紐解くと、戦国時代は笠間氏の居城から始まる。その後、関ケ原の戦いの後から蒲生氏、松井松平家、小笠原氏、戸田松平...

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皆殺しの村~小生瀬村伝説(茨城県大子町高柴)

大子町の国道を袋田の滝の方面に走り、山道を抜けてさらに国道461号線を通り小生瀬の十字路を超えると左側に『地獄沢入り口』の看板が見える。 その立て看板の道を上がり、道なりに進むと数軒の大きな農家の屋敷が見える。細い道をそのまま進むと、元の...