女の話 | コワイハナシ47

女の話一覧

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ナッちゃん(宮城県仙台市)

仙台市在住の根古田さんが、女子高生時代に体験した話である。 夏休みも終盤に差し掛かったある日。 彼女が所属する美術部は合宿に行くことになった。 向かったのは宮城県北部、三陸沿岸のとある町。 二泊三日の行程で民宿に泊まりこみ、スケッチ...

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雨降りの女(宮城県)

宮城県のとある町役場には数年前の一時期、こんな通報が相次いだ。 「雨の日になるといつも、女の幽霊が立っている」 「気味が悪く見ていられないので、操業をやめさせてほしい」 いずれも、ある工場の近隣住民からであった。 その工場では、副業...

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滑り女(岐阜県)

滑り女(岐阜県) 十年前の夏。 K君は中学の合宿で岐阜県にある高原のホテルに泊まった。 夕方になって、仲のいい四人で探検しようとホテルの裏山に入った。 山道の両側には背丈ほどもある高い草が生えている。 しばらく行くと門が見えてきた...

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あそぼう(京都市)

テレビ撮影で大いに興味をかき立てられた私は、連絡先を調べてSさんに直接取材を申し込んだ。 Sさんがこのマンションに引っ越してきたのは九年前。 条件は職場である撮影所に近いこと。そして友人のNさんとふたりで一緒に住める程度に広いこと。そし...

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山野夜話(抄)最終夜(東北地方)

大分酔いも回ってきたらしく、佐竹さんの顔はまるで赤鬼のように紅潮している。 「そろそろ、寝だほうがいいがもしんねぇなァ」 既に寝間着に着替えていた佐竹さんは。自分の寝室に向かおうとしていた。 ところが数歩歩んだだけで、くるりと踵きびす...

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山野夜話(抄)第五夜(東北地方)

「まァ、こればっがりはやめられねべなァ」 佐竹さんはごくりと喉を鳴らすと、コップに注がれているほんのり山吹色をした液体に鼻を近づけた。 その馥郁たる香りを暫しの間堪能すると、ゆっくりと喉へと流し込んだ。 「いんやァ、堪んねずなァ」 ...

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boy meets girl(宮城県)

麻生さんが、大学生の頃に体験した話である。 朝七時半。試験監督のアルバイトのため、麻生さんは仙台市内へ向かっていた。 国道四号線、岩沼付近。片側二車線の幹線道路である。 麻生さんが運転するミラージュの右側を、大型トラックが並走する。 ...

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臭い(兵庫県神戸市)

神戸での話。 夕方、仕事帰りのKさんが路地を歩いていて、ふっと足が止まった。 向こうの電柱の下に、和服の女性がうしろ向きにしゃがんでいる。 どこか具合が悪いのか、と思って女性に近づいた。 ふわっと風が吹いて、その女性から強烈な腐った...

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電柱の下(東京都)

東京での話。 夕方、Kさんは同僚の運転する車に同乗していた。 京王線のとある踏切で停車した。 遮断機が降りている。 いつもは人や車で溢れている道だが、珍しく周りに人の姿がまったくない。そのせいだろうか、目についたのが、踏切の向こうの...

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通報(神奈川県逗子市)

Sさんたち三人が神奈川県の逗子にドライブに行った日のこと。 夕方友人のマンションに着いたものの、別れがたくて、そのまま敷地内の広場に車を停めたまま、車内で話しこんでいた。 どれくらいたっただろうか、「おい、そこの車の人」、という声がする...

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マッチ棒のような芸者(茨城県笠間市)

笠間には、日本三大稲荷といわれる笠間稲荷神社を観光の中心とし、宿場町として栄えていたこともあったため、大勢の芸者さんがいたそうだ。 イッチーさんが幼少のころには、きれいな着物を着て、三味線なんかを抱えた芸者さんが、この界隈を夕暮れの時分に...

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血まみれのウェディングドレス(栃木市)

昔、栃木市某所に住んでいた潤さんのお話。 そこは田畑に囲まれた長閑な地域で元実家なのだが、番地が他のお家とは異なった書き方で地図で自分の家を見ても田畑になっており、もしかしたら公的には存在しない番地に住んでいたんじゃないかと思っているとの...