女の話 | コワイハナシ47

女の話一覧

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マンションの花壇(茨城県土浦市)

植木会社に勤めていた友人、森田さんの話だ。 マンションの管理部に呼ばれて、市内にあるマンションの花壇を植え替えてほしいと頼まれた。森田さん一人で約一週間もあればできる見積もりだった。 到着すると、管理人のおじさんが出てきて言った。 「...

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うずくまるもの(兵庫県神戸市)

ある晴れた陽射しの強い真夏の話である。 Mさんが神戸市の山側へ向かって歩いていた。 坂道を歩いていると、いつの間にか人通りが絶えていた。 ふと前を見ると、電柱の下に着物姿の女性が背をまるめるようにしてうずくまっている。 どうしたんや...

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パジャマパーティー(宮城県)

宮城県に住む、有田さんが体験した話である。 まだ実家で暮らしていた頃。 その日も、有田さんは金縛りに遭った。 「も」というのは、当時よくあったことだというのだ。 和室に置いたベッド。 夜休んでいると、前触れもなく身体の自由が利かな...

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迷惑物件(茨城県取手市)

「都内に通える安い物件を探しちゃあ、引っ越してるんですけど、本当に不動産運がないんですよ~僕は。いつも変なのに当たっちゃいます」 と祐二さんは語った。 取手駅は常磐線で都内に出やすいので、利用するサラリーマンが多い。祐二さんもその一人だ...

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窓際の女子大生(茨城県つくば市天王台)

T大学の大学生だった拓哉さんの話だ。 向かいにもアパートがあり、女子大生が住んでいた。 拓哉さんの部屋と同じ高さに彼女の部屋がある。カーテン越しに見える向かいのアパートの窓に映るシルエットを見てはあれこれ妄想するのが楽しみだった。 拓...

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通学路に立つ鬼(茨城県 県北)

女は鬼であった。 いつも辻に立ち登下校する子供たちを見ていた。 それは私にしか視えなかった。 血走った目で覗き込まれるたび、素知らぬ顔でやり過ごす。 ある日いつものように子供たちを眺め、ひどく哀しげな顔で立ち去った。 失った子を探...

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濡れ女(三重県)

あるバスの運転手さんから聞いた話。 三重県のドライブインでの休憩中、「これは昨夜あったことや」と興奮気味の声を耳にして、話の輪に入った。 その話の主は中年の男性だった。 近くの島に釣りにやって来たのだという。 昨夜、釣り人たちがよく...

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赤真似(東京都練馬区)

Hさんが練馬区のアパートで、漫画家仲間三人と同居していた頃の話。 ある日の夕方。同居人のふたりは描き上がった原稿を持って出版社に出かけたので、Hさんがひとりで寝ていた時だった。 玄関のドアをノックする者がいる。 どうせセールスかなんか...

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部屋住女(大阪市)

Yさんは昨年大阪市内のあるワンルームマンションに引っ越した。 四階の角部屋でフローリング。陽当たりも良好、交通の便も良い。それで家賃が二万七千円。 しばらくして、同じマンションに住む友人の部屋に遊びにいった。 まったく同じ間取りの角部...

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ナッちゃん(宮城県仙台市)

仙台市在住の根古田さんが、女子高生時代に体験した話である。 夏休みも終盤に差し掛かったある日。 彼女が所属する美術部は合宿に行くことになった。 向かったのは宮城県北部、三陸沿岸のとある町。 二泊三日の行程で民宿に泊まりこみ、スケッチ...

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雨降りの女(宮城県)

宮城県のとある町役場には数年前の一時期、こんな通報が相次いだ。 「雨の日になるといつも、女の幽霊が立っている」 「気味が悪く見ていられないので、操業をやめさせてほしい」 いずれも、ある工場の近隣住民からであった。 その工場では、副業...

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滑り女(岐阜県)

滑り女(岐阜県) 十年前の夏。 K君は中学の合宿で岐阜県にある高原のホテルに泊まった。 夕方になって、仲のいい四人で探検しようとホテルの裏山に入った。 山道の両側には背丈ほどもある高い草が生えている。 しばらく行くと門が見えてきた...