食べ物の話 | コワイハナシ47

食べ物の話一覧

NO IMAGE

寿司提灯(千葉県)

Nさんが久しぶりに奥さんとドライブに出かけた時の話。 夜、千葉県の国道を走っていると、奥さんがちょっと夜景が見てみたいと言う。 じゃあ、山の上に行ってみるかと、山道に入った。 単調な山へと登る一本道。それが延々続く。 ここ、どこなの...

NO IMAGE

おにぎり(和歌山県)

Sさんが彼女と熊野の峠道をはじめてドライブした時の話。 急カーブが続く下り道を走っていた。 カーブの続く道も上りの時はそれなりに楽しく、話しながら運転する余裕もあったが、下りとなるとそうもいかなかった。 自分ひとりではないだけに、緊張...

NO IMAGE

食べるんだ?(群馬県前橋市)

動物病院で看護師をしているT子さんは、稀に職場でいないはずの動物を目にすることがある。例えば、大きな老犬の手術中に子犬が床を走り回る光景を見たことがあった。もちろん、手術室に他の動物が入ってくることは絶対にない状況だったという。 これは職...

NO IMAGE

肉まん幽霊(千葉県)

これは筆者のかみさんが実際に体験した不思議な話である。 筆者は以前勤めていた会社を退職し、専業作家として事務所を立ち上げた際、経営が軌道に乗るまでは住んでいた自宅を賃貸に出して、自分たちは事務所に住んでいた時期があった。不動産業者を介して...

NO IMAGE

ラーメン研究会(岩手県盛岡駅前)

みなさんは、『美味しいラーメン』が食べたいと思った時、どうするだろうか? ほとんどの人が、「ラーメン店に行く」と答えるのではないだろうか。 「それは半分正解ですね」 と言うのは、大学生のK君だ。 では、残りの半分は何かと問えば、 ...

NO IMAGE

頑固オヤジの店(長野県)

長野県に住むAさんの話である。 Aさんの地元にジンギスカンの美味しい店があるという。 小ぢんまりとした店だが、口コミを中心に人気が出て、常に客足が絶えないそうだ。 オーナーは四十代半ばの偏屈を絵に描いたような男で、客を客と思わない横柄...

NO IMAGE

灰焼きのおやき(長野県東筑摩郡)

安曇野市に住むFさんは、「おやき」が大好物だという。 おやきとは、安曇野市以北の米が作れなかった山間部でかつて盛んに作られた、小麦粉とそば粉をブレンドしたものを皮にする信州の郷土料理である。 Fさんは時折、自分で作ってみることもあるそう...

NO IMAGE

感染 血の味がする(四国地方)

「私のせいかもしれません……私が、あんなの作ったから……」 そう、ひどく憔悴しきった顔で話す真弓さんは、東京の大手製紙会社に勤めているOLだ。都内のカフェで落ち合ったが、弱っているせいか注文したケーキにも手をつけていなかった。 数年前、...

NO IMAGE

桃の木の怪(岡山県 某市)

筆者は取材先で出会った人々に、突発的に声をかけることもある。 大抵は訝いぶかしげな視線を残して去ってゆくが、ごく稀に面白そうな話に当たる。 怖い体験、ありますか? そう訊くと、 「桃は好きですか?」 そんなことを聞き返された。 桃...

NO IMAGE

お盆のお菓子(兵庫県尼崎市)

お盆近くになって尼崎市のマーケットに露店が出た。友人夫婦は連れだって、そこで買い物をした。 いろいろ露店をひやかしているうちに、お盆用のお菓子を売っているお店を見つけた。 「あら、かわいいお菓子。買っていこうよ」と奥さんは、いろいろな色...

NO IMAGE

苺の歯形(静岡県伊豆市)

タレントのWさんが、歌手のSさんと結婚したての頃のこと。 両家族で伊豆へ旅行に行った。番組がらみで一度行って気にいった旅館があったので、そこの海の見える部屋を予約したのである。 この日、Wさんはずいぶんお酒を飲んで寝たが、夜中、急に寒く...

NO IMAGE

芋煮会 (宮城県仙台市)

数年前、朝子さんが体験した芋煮会での出来事である。 お父さんである正さんが八十歳を超えたある日、突然「仙台の芋煮会に行きたい」と言い出した。 正さんも朝子さんも東京生まれの東京育ちである。 しかし、仙台市に遠い親戚がいた。そのため、太...