ホテル・旅館の話 | コワイハナシ47

ホテル・旅館の話一覧

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赤いシャツ(静岡県)

Sさんという女性は、静岡県でお母さんと共同でペンションを経営している。 ある年のお盆前のこと。 朝、キッチンで朝食の用意をしていると、視界の端に赤いチェックのシャツを着た中年の男性が立っているのに気がついた。 どうかされましたか?とそ...

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ラブホテル(宮城県仙台市)

仙台市に住む篠井さんが、二十年近く前に体験した話である。 当時付き合っていた彼氏と、友人カップルとともに遊園地へ出掛けた帰路のこと。 時間も遅いので、どこかで泊まろうという話になった。 山形県境にほど近いそこから、仙台市内へ向けて車を...

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磔刑場跡(茨城県水戸市)

『通りゃんせ通りゃんせ ここはどこの細道じゃ 天神様の細道じゃ どうぞ通してくだしゃんせ 御用の無いもの通しゃせぬ この子の七つのお祝いに どうぞ通してくだしゃんせ』 この道が昔どんな道であり、その先にどんな地獄が待っていたか、今となって...

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保養所の防犯カメラ(茨城県大洗町)

大洗海岸の近くにはたくさんのホテルがある。その中にはラブホテルもあれば、会社の保養所、そして経営難だったのか廃墟ホテルもある。今は保養所も随分少なくなり、オーナーが替わって経営しているところが多い。 後藤さんが同僚と三人で保養所に泊った時...

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柿軸(中国地方)

Fさんが山陰地方に出張に行ったときのこと。宿泊先は古い旅館だった。 通された和室には、床の間に掛け軸があるだけだった。 その掛け軸には一本の柿の木と童が描かれていた。 枝の先には柿がひとつなっていて、着物姿の男の童が枝に登って、それを...

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濡れ女(三重県)

あるバスの運転手さんから聞いた話。 三重県のドライブインでの休憩中、「これは昨夜あったことや」と興奮気味の声を耳にして、話の輪に入った。 その話の主は中年の男性だった。 近くの島に釣りにやって来たのだという。 昨夜、釣り人たちがよく...

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赤塗り(京都府)

Uさんが仕事を終えて京都のPホテルに帰ったのは真夜中だった。 エレベーターに乗って部屋のある四階のボタンを押した。 中はUさんひとり。 四階に着いて扉が開いた。 部屋の方に歩き出したが、背後のエレベーターの扉が閉じる気配がない。 ...

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つづく(北海道)

青森県でバーのマスターを務める、植山さんから聞いた話。 二〇〇〇年七月、北海道。 当時植山さんは、温泉地にある有名ホテルに勤務していた。 ディナータイムまでは大広間での宴席やバイキングの手伝いをして、その後はバーテンダーとして腕を磨く...

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ナッちゃん(宮城県仙台市)

仙台市在住の根古田さんが、女子高生時代に体験した話である。 夏休みも終盤に差し掛かったある日。 彼女が所属する美術部は合宿に行くことになった。 向かったのは宮城県北部、三陸沿岸のとある町。 二泊三日の行程で民宿に泊まりこみ、スケッチ...

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おともだち(宮城県)

私の友人、高木の話である。 高木の実家は、宮城県某所でペンションを経営している。 両親ともに都会の人間なのであるが、当地の自然の美しさに惹かれ、移住してきた。高木はそこで生まれ、育った。 ところで、このペンションには、「何かがいる」の...

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滑り女(岐阜県)

滑り女(岐阜県) 十年前の夏。 K君は中学の合宿で岐阜県にある高原のホテルに泊まった。 夕方になって、仲のいい四人で探検しようとホテルの裏山に入った。 山道の両側には背丈ほどもある高い草が生えている。 しばらく行くと門が見えてきた...

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男だけに見えるもの(大阪市)

A子さんが居候して間もない頃、共演している男優さんが、撮影の合間にこう漏らした。 「俺、今、市内のホテルに泊まってるんだけど、部屋に幽霊が出るんだよ。気味が悪くって帰りたくないんだ」 そういえばそういう事に敏感な人だとは聞いていた。 ...