おじいさんの話 | コワイハナシ47

おじいさんの話一覧

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おじょうさん(東京都)

今から六年ほど前、愛さんが二十七歳のころに体験した話である。 ある日の正午過ぎのことだった。久しぶりに会う友人と食事の約束があるのでJR新宿駅から中央線に乗り込んだ。 夏休みのためか車内には愛さんのほかに二、三人の乗客しかいなかった。 ...

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郵便物(岐阜県)

岐阜県に住むHさんの元に郵便物が届いた。 差出人は知らない名前。住所は愛知県となっている。 何だろう? 開封すると、紛失したHさんの財布が入っていた。 一週間前の夜、Hさんは彼女をバイクのうしろに乗せて肝だめしに行った。 行き先は...

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庭のブランコ(兵庫県神戸市)

神戸市の主婦の体験である。 庭の真ん中には、四人乗りのゴンドラ式のブランコがあった。 ある日曜日の朝、天気がいいので二階のベランダに布団を干そうとした。その時、布団の重みと勢いでバランスを崩し、頭から落下した。 (私には三人子供がおる...

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フットチョーク(群馬県)

群馬県におけるキャベツの生産量は、常に全国第一位を愛知県と競っているが、負ける年が多い。その群馬県産キャベツの九割以上が、吾妻郡嬬恋村で生産されている。嬬恋村は長野県との県境に面した高原で、夏でも涼しく、冬は畑が雪に閉ざされるので、キャベツ...

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わらうおじいさん(大分県)

父親が転勤族だった山本さんは、もの心がついたころからたびたび引っ越しを繰り返していた。 小学校一年生のとき、大阪から九州の大分への引っ越しが決まり、両親と三人でとあるアパートに住むことになった。 山本さん一家の部屋は二階の角部屋で、周囲...

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植え込み(東京都)

十月中頃、アキコさんは大学時代の女友達四人と、ディズニーランドに遊びに行った。車でアクセスしているので、終電の心配もいらない。閉園まで楽しんだ後は皆で食事をし、帰路についた頃はもう深夜一時を過ぎていたという。 アキコさんの運転で、まず江戸...

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犬(近畿地方)

「僕は、ゆうれいお化けの話を一切しないんです。それには理由があるんですよ」 小倉さんはそう言って話しはじめた。 現在都内で営業の仕事をしている彼が大学一年生だったころ、友人たちとの間で深夜に心霊スポットへ行くことが流行はやっていた。 ...

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見知らぬおじさん(大阪府豊能郡能勢町)

Y子さんが高校生の時、能勢の妙見山に演劇部の合宿へ行った時のこと。 大きなお寺を合宿場として使わせてもらっていたらしいが、最後の夜に肝だめしをやろうということになった。 肝だめしをやる前に怖い話をみんなでやろう、ということになり、夜の境...

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野球ごっこ(岩手県盛岡市)

当時のYにとって、野球ごっこはもっとも熱中していた遊びだった。 野球ごっことはその名の通り、野球の真似事だ。例えば本当の野球がしたかったとして、そもそも十八人も集まらないし、九人集まったことがあったかも怪しい。だから集まった三、四人の友人...

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しとめ 車を押す謎の老人(和歌山県)

大迫さんの祖父母は和歌山県に住む。 幼い頃近くに住んでいたので、彼は父親に連れられよく遊びに行ったものだ。 が、中学生になった辺りで関東圏に引っ越してからはかなり足が遠のいていた。 そんな彼が大学時代、自動車免許を取った。 安い中古...

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徘徊するおじいちゃん(山形県)

山形県 S・E 男 27歳 会社員 私の実家は山形の山間部にあります。 ようするに田舎町なのですが、私自身は、やはり生まれ育った所という事もあって、その田舎の風景や空気がたまらなく好きです。仕事は関東の方なので普段は関東住みですが、仕事...

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ホテルの鏡から這い出る老人 (宮城県内某所)

一年ほど前、会社員の進さんは出張で宮城県内のあるビジネスホテルに泊まった。経費削減のため、宿泊先は格安ホテルであることが多かった。また、出張手当も雀の涙。そのため、進さんも余計な出費を避けて、夕食は安上がりを心がけていた。 とはいえ、ご当...