公園の話 | コワイハナシ47

公園の話一覧

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近づくボソボソ声(栃木県 宇都宮の森林公園)

翠(すい)さんが二十歳になったばかりの頃。 同じ職場の男性とお付き合いしていたのだが、お互いに実家住まいで遅い時間に仕事を終える事も多かった為、家族に気を使って終業後はよく翠さんの車をどこかに停めて、車内でお喋りをしていたそうだ。 ある...

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植え込み(東京都)

十月中頃、アキコさんは大学時代の女友達四人と、ディズニーランドに遊びに行った。車でアクセスしているので、終電の心配もいらない。閉園まで楽しんだ後は皆で食事をし、帰路についた頃はもう深夜一時を過ぎていたという。 アキコさんの運転で、まず江戸...

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首吊り(東京都)

前にも書いた須藤為五郎さんの別の話だ。 今から五十年ほど前、為さんがまだこどもだったころ、早起きをしてひとつ歳下の弟と公園でキャッチボールをすることが日課になっていたという。 その朝も早くから誰もいない公園でふたりでキャッチボールをして...

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影法師(群馬県前橋市)

群馬県の県庁所在地である前橋市は、かつて〈詩の都〉であった。〈スーパースター〉萩原朔太郎をはじめ、〈前衛アナーキスト〉萩原恭二郎、〈偶成の詩人〉高橋元吉、〈朔太郎の研究家としても知られる〉伊藤信吉などの有名詩人を輩出しただけでなく、朔太郎と...

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黒い塊 (福岡市中央区)

私の知り合いに、自称霊感が強いという花田という男がいる。 私が怪談蒐集をしていることも知っているので、「今日はどこどこで人影を見た」や、「金縛りにあって白い服を着た女に襲われた」なんてことをよく教えてくれるのだが、私自身は霊感なんてものは...

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東公園(福岡市博多区)

〜元寇に纏わる話〜 福岡市博多区 生の松原での出来事から数週間後の話。 当時同じ学校の仲間とバンドを組んでいたセイメイさんは、秋の文化祭に向けて練習に励んでいた。 その日はセイメイさんの部屋に3人で集まって話し合いをしていたのだが、あ...

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城山公園(鹿児島市城山町)

私は平成二十六(二〇一四)年から二十七(二〇一五)年にかけて、車中泊をしながら日本全国の心霊スポットを訪れたのだが、その道中では様々なことが起こった。 心霊スポットの撮影中、自殺者に間違われたり、夜の山道を走っている途中、遭難した老人を救...

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公園の子どもたち(東京都)

一九二三年(大正一二年)の関東大震災後の震災復興都市計画事業では、都内五五ヶ所に公園が造られた。新橋の桜田公園もそのひとつ。東京市(当時)により昭和六年に開設されたそうである。その当時は桜田国民学校(後の桜田小学校)に隣接しており、今も運動...

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公園にいた背の高い人(埼玉県)

埼玉在住の、イラッとする釣り友達が再登場です。 嫌いな方、すみません。 会社員の彼は、休みの日には近所の公園に息子を釣れて、鯉のブッコミ釣りやフナを釣りに行くことがあります。 彼に言わせると、 「俺の行きつけだよ!」 だそうです。...

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声 その一 台原森林公園(宮城県仙台市青葉区)

六月の良く晴れた日だった。仙台市は最高気温が二十五度を超える夏日となった。その夜、専門学校生の梓さんは、彼氏に誘われてホタルを見に行くことにした。 街中に住んでいると、ホタルの青白い光など、なかなか見られないものだ。だが、仙台市の台原森林...

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二人乗り自転車(東京都)

彼女は、仕事の帰りはいつも都内にある大きな公園を通っていた。 ある夏の夜、楽しそうに語らいながら身体を寄せ合うアベックでいっぱいの公園を、独身の彼女は目のやり場にこまりながら歩いていた。すると、向こうから二人乗りの自転車がやってきた。 ...