カメラ・写真の話 | コワイハナシ47

カメラ・写真の話一覧

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夏キャンプの思い出(青森県鰺ヶ沢町)

青森県在住の園井さんが体験した話。 夏の盛りのこと。友人と連れ立って、鰺ヶ沢町にあるキャンプ場を訪れた。 津軽富士とも言われる岩木山の麓。深い森に抱かれて建つバンガローを借りて宿泊する計画であった。 青森とはいえ、夏は暑い。おまけに二...

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入りたい(宮城県)

宮城県在住の、マヤさんの体験談である。 二十年ほど前、県内の女子高に通っていた頃の話。 「じゃーん」 友人のハルが、自慢げに携帯電話を取り出した。 当時発売されたばかりの、動画撮影ができる初めての機種だ。 「折角だからここのみんな...

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写真(東北地方)

満田さんの趣味は、写真撮影である。 とりわけ風景の写真が大好きで、暇を見つけては旅行に出かけて、その土地をフィルムに収めていた。 「たとえ帰宅して現実に戻ったとしても、それさえあれば……」 好きなときに好きな場所に行ったような気になれ...

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お迎え(群馬県)

七十歳の男性Mさんは重い病に罹って、病院に入院したが、末期状態でモルヒネの投与を受け始め、身動きもままならなくなっていた。その病院は山の中腹にあって、晴れた日の朝夕は空が実に美しく映える。家族はMさんを少しでも励まそうと、空の写真をスマート...

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記念撮影(四国地方)

これはまた別のホスト、龍哉君から聞いた話だ。 彼がまだ高校一年生のころ。 当時サッカー部に所属しており日々練習に励んでいた。 ある日、四国で大会が開催されることになり、龍哉君の高校も参加することになった。仙台からバスを貸しきって、監督...

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幽霊屋敷の写真(奈良県生駒市)

知り合いの女性から電話があった。 「変な写真、撮ったんです。見てもらえますか?」 ある日曜日のこと。 奈良県生駒市に住む彼女は、ちょっとした好奇心から近所にある〝幽霊屋敷跡〟の写真を撮った。ここは『新耳袋』第一夜で、幽霊屋敷として紹介...

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広告写真その一(静岡県錦ヶ浦)

ある撮影隊が錦ケ浦付近の岬で、広告のスチール撮影をした。 高い櫓を組んで、その上からカメラマンが俯瞰の図を撮る。 その撮影の真まっ只ただ中なか、とことこっと中年の男がやって来たかと思うと、そのまま崖からポーンと飛び降りてしまった。 自...

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広告写真その二(長野県 蓼科)

これも、ある広告撮影隊の話。 カーオーディオの広告撮影のため、長野県の蓼科に行った。 夕方近くになり、撮影中に霧が出てきた。 「それでもやっちゃおう」と、シャッタースピードを落として何枚か撮った。その時、ポラロイドも同時に撮った。 ...

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大晦日の写真(関東地方)

翔さんは、関東のとある組を預かる偉い人。 「もう、ヤンチャをする歳でもないからね」 と、すっかり落ち着いた翔さんにも、キャリアの始まりというのはある。今でも歳を感じさせないダンディな二枚目だが、今から二十年ほど昔、新宿二丁目の超有名ホス...

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怪談之怪(東京都台東区谷中)

「怪談之怪」という、怪談サロンのような会を結成した。 発起人は作家の京極夏彦さん、『幻想文学』編集長の東雅夫さん、そして『新耳袋』の著者、つまり我々ふたりの計四人。このメンバーが怪談を愛好する作家やタレント、研究家や映像作家らを招いて、怪...

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公園の顔 (福岡市早良区)

私の小・中学校の先輩にあたる、ヤマさんから聞いた話だ。 その日、ヤマさんと彼女、そして友人であるタツヤさんカップルの計4人は、ヤマさんの部屋で飲み会をしていたそうだ。 最初はわいわいと盛り上がって良い雰囲気だったのだが、途中からひょんな...

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カメラマン(福井県 東尋坊)

知人のS君から聞いた話である。 S君の幼馴染みにTという男がおり、その彼がS君にどうしても見てもらいたいものがあるという。 Tは老舗和菓子屋の三代目だが、最近は店もすっかり閑かん古こ鳥どりで、生計が立たないとのことだった。趣味であるカメ...