川・滝の話 | コワイハナシ47

川・滝の話一覧

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山野夜話(抄)第一夜(東北地方)

夏暑く、冬寒い。東北地方のとある山間部に、佐竹さんは今現在一人で暮らしている。 真夏の灼熱地獄や真冬の深雪が当たり前のこの場所で、彼は普通ではない出来事を数多く体験している。 今年で齢九十を迎えるが、現役時代は山奥の分校で教職に就いてお...

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キュウリ(兵庫県)

兵庫県加古川市に住むWさんは、看板の設置作業を仕事にしている。 六年前の夏、四人の作業員たちとある川沿いに車で上流へと遡った。道路脇の設置場所に到着し、作業をしているうちにお昼になった。 下に川が流れているので河原で弁当を食べようという...

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おんぎゃあ栃木県(栃木県 憾満ヶ淵)

憾満ヶ淵は日光名所の一つで、男体山から怒涛の勢いで流れ出る大谷川の水流が見事な岩肌を形成している小渓谷だ。まるで滝を横にしたかのように濁々と流れ岩肌に響き渡る川音が不動明王の呪文のように聞こえるという事で、この地を開いた晃海大僧正が不動明王...

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夜中に響き渡る泣き声(栃木県鹿沼市)

鹿沼市在住のTさんが中学生の時に体験したお話。 学校の近くには小さいトンネルがあるのだが、そのトンネルの近くに住む友人Hの家に泊まりに行った時の事……。 そのトンネルの傍には川が流れていて魚が捕れる為、Hが昼間に魚の罠を仕掛けたから夜に...

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露と散った……(栃木県日光市華厳の滝)

謂わずと知れた、屈指の心霊スポット、そしてパワースポット。 数多くの方が、自ら命を絶った滝である……。 巷で話されるこの滝での心霊体験は数あれど、本著の募集でのご応募はなかった。 しかし今回、本誌の現地取材で日光方面へ赴いたので、やは...

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数珠つなぎ(千葉県船橋市)

房総の郊外で祖母と一緒に暮らしていたRさんは、その後祖母の家を出て独立して、現在は船橋市に住んでいる。 「今日は天気がいいから、川まで行ってみるか」 祖母と一緒に幼い頃から散歩を日課にしていた彼女は、大人になってからもコースを変えつつ、...

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事務所待機(岩手県宮古市)

宮古市を東西に蛇行しながら流れる閉伊川は、二級河川だそうだ。 宮古湾に注ぐ下流域になると、河川敷は幅広の閉伊川と同等の広さがあり、周辺には公共施設や工場が建ち、国道106号線が並走する。 そうした中、河川敷にプレハブのような土木事務所が...

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立候補(岩手県奥州市)

これは、Eさんが高校生の時分に体験した話だ。 Eさんは、二十歳の男性である。彼は高校生のとき、みんなが嫌がることを率先して引き受けていたそうだ。 「ええ、それはもう熱心に。クラスの掃除をひとりでするとか、飼育していた動物の死骸を埋めると...

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ウシガエル (福岡県遠賀郡)

中西さんと私はジムで出会った。 最初は顔を合わせると筋トレ話に花を咲かせていたのだが、ひょんなことから、バス釣りも筋トレに負けず劣らず力を入れているということを知って、そこからは時折、釣りの話でも盛り上がるようになった。 そんなある日、...

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罰当たり (福岡県北九州市小倉南区)

この話は、前話と同じ菅生の滝が舞台である。 だが、体験者は横山さんという30代男性で、彼が10代の頃の話だ。 当時の横山さんに怖いものなどなかった。 廃墟に侵入しては落書きをする、目が合えば喧嘩をするし、「餌やり」と称して、ホームレス...

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向こう岸(静岡県伊豆市)

レコード会社勤務のYさんが大学生の時、当時付き合っていた彼女と伊豆へ旅行に行った。夜の九時頃、花火をしようかと民宿から砂浜に出た。 ふたりで花火をしていても、周りに人気がない。 夜の浜辺で、ふたりだけというのがだんだん怖くなってきた。 ...

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菅生の滝 (福岡県北九州市小倉南区)

小倉南区の避暑地として人気を誇る場所、「菅生の滝」。 一ノ滝から三ノ滝までの3段に分かれており、最も高い一ノ滝は約30m。婦人の化粧も滝のしぶきで素顔になる…というところから、素顔の滝→菅生の滝になったと言われている。広い駐車場を備えてお...