廃墟の話 | コワイハナシ47

廃墟の話一覧

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山野夜話(抄)第四夜(東北地方)

「そういえば、大分昔にこつけな話もあったずなァ」 大分酔いも回って上機嫌になったのか、時折小唄を唄いながら、佐竹さんは若い頃の出来事を語り始めた。 佐竹さんの自宅から十数分歩いたところに、大分前から住人を失い、廃墟になっている一軒家があ...

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パルプ工場から憑いてきたモノ(茨城県高萩市)

茨城県妖怪探検隊の士郎さんの話である。霊と妖怪の件で、士郎さんとは親交がある。彼は霊が立つ場所や伝説の妖怪が出た場所まで行くので、僕と取材スタイルが似ている。大変信用できる情報をくださる。ここから先は、士郎さんの言葉で語る。 「パルプ工場...

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見せしめ(栃木県宇都宮市大谷町の廃墟)

日光に住むSさんが昔、免許を取ったばかりの頃。大谷の「最古の観音様」があるお寺から近いところに地元では割と有名な廃墟があるのだが、屋上の乾かない水たまりに自分ではない姿が映り込むなどの噂があり、Sさんと友人ら三人でそれを確かめに車で赴いた。...

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気迫(栃木県 佐野市レジャーセンター跡地)

N子さんは昔、いわゆるヤンキー娘だった時代に肝試しに行き、こんな体験をした。 N子さんは茨城に住んでいたのだが、ある冬の寒い日に心霊スポットが好きのヤンキー仲間たちと、栃木のレジャーセンターの廃墟まで赴いた。 このレジャーセンター跡はも...

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驚き顔栃木県(栃木県 足尾銅山)

珍しい症状に見舞われている方から、体験談というか、相談を頂いた……。 山猫さん(仮名)は一人旅が好きで、二〇一八年の夏、一人で足尾銅山へ赴いた。 昔、観光で訪れた事はあったので今回は車で廃墟を見て回る事にし、現地で足尾銅山関連の本を読ん...

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廃墟と謎の密教(栃木市内某廃墟)

これは平成初期の当時、栃木市内の保育園の先生をしていたK子さんのご体験だ。 (具体的な園名は舞台ではない事と、ご本人のご希望により伏せさせて頂く) 冬が訪れようとしていた秋の暮れに十名ほどの園児を連れ、もう一人の引率のT美先生と共に「お...

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毛皮の怪(栃木県宇都宮市某団地内)

少し前まで解体業者をしていたGさんのご体験。 宇都宮市内の団地で、ある古びた家屋を解体工事した時の事。 内装材の撤去をしていた日の午後、近くで作業をしていた若い新入りの声で「うわっ」と声が聞こえてきたので、Gさんは慌てて「どうしたんだ」...

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郵便物(岐阜県)

岐阜県に住むHさんの元に郵便物が届いた。 差出人は知らない名前。住所は愛知県となっている。 何だろう? 開封すると、紛失したHさんの財布が入っていた。 一週間前の夜、Hさんは彼女をバイクのうしろに乗せて肝だめしに行った。 行き先は...

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ラブホテルの鏡(福島県)

福島県在住のコウジさんは、私のイベントにも足を運んでくれるような怪談好き。 その日も、友人たちと怪談話に花を咲かせていたという。 その中の一人が「とっておきの話」として披露したのが、地元の有名心霊スポットにまつわるエピソードだった。 ...

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夏の廃屋(群馬県桐生市)

群馬県東部の桐生市には群馬大学のキャンパスがあり、日本全国から集まった大学生たちが暮らしている。香川県出身の男性Xさんも卒業生の一人である。今から三十年ほど前、彼は大学近くのアパートに住んで通学していた。当時の学生用アパートはエアコンがない...

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一人ぼっち(千葉県)

この話は、今から二十年ほど前の体験談である。 宮城県出身のSさんは、無類の心霊マニアであった。高校時代から宮城県内各地の心霊スポットや廃墟を数々探索した経験を持っている。Sさんは千葉県内に所在する大学に進学したのだが、大学生になっても心霊...