学校の話 | コワイハナシ47

学校の話一覧

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ばんそうこうの子(東京都)

「なんで、そんなに怪我しているの?」 電気機器メーカーとして大手の、P社お客さま相談窓口にて奮闘している前川嬢の、高校時代のエピソードである。 U子は、彼女の同級生の一人だったが、教室内では孤立していた。 女子生徒は一般的に、男子より...

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分校の霊(茨城県 県北)

日曜に近所の友達と小学校に行った、月浦さんの小学生時代の話だ。 小学校(県北西部。栃木との県境にある場所)は分校であった。 あそんでいるうちにだれもグランドにいないことに気づき、帰り支度をしていた。 夕暮れがせまり、静かな校舎が印象的...

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落下影(大阪府)

Wさんは、昨年まで大阪のO大学に通っていた。 この大学にある校舎の四階に、畳敷きの大部屋があった。ここは申請すれば、一晩泊まることができた。 ある夜、Wさんたち五人の仲間がその部屋に泊まった。最初はバカ騒ぎをしていたが、その中のひとりが...

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夏の教室(青森県弘前市)

これは〈こっくりさん〉の話である。 青森県弘前市には他県市町村の例に漏れず、こっくりさんに纏わる有名な逸話がある。その逸話はある学校でほんの数十年前に起きたことなので、当時現職の教師だった、或いは学生だった方もほとんど存命で、私が何人かか...

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青と白(宮城県)

宮城県在住の工藤さんが、二十年ほど前に県北部で体験した話である。 当時彼女は看護学校の学生だった。 授業を受ける学舎と実習を受ける病棟とを結ぶ渡り廊下から、中庭を見下ろした。 中庭には担架が置かれ、水色の寝巻をまとった男性が横たわって...

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入りたい(宮城県)

宮城県在住の、マヤさんの体験談である。 二十年ほど前、県内の女子高に通っていた頃の話。 「じゃーん」 友人のハルが、自慢げに携帯電話を取り出した。 当時発売されたばかりの、動画撮影ができる初めての機種だ。 「折角だからここのみんな...

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弘道館 三の丸小学校の黒板(茨城県水戸市)

旧水戸藩の城郭は、水戸駅から徒歩十分位の小高い場所にある。 江戸の古地図を見ると、現在の水戸駅も湖の下だったことになる。長い年月をかけて埋め立てたのだそうだ。 今も地形として標高が高い位置にあるのは、その名残だろう。 徳川斉昭公が作っ...

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母校の文化祭(群馬県渋川市)

群馬県北部、渋川市出身のY毅さんは、高校時代に軟式野球部に所属していた。二年生のときに文化祭が行われることになったが、運動部は何も発表するものがないことから、お化け屋敷を催す企画を立てた。しかし古株の教師たちから、 「お化け屋敷だと。そん...

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初恋のひと~卒業アルバムにいない人(広島県)

東京でひとり暮らしをしていた涼さんは、久しぶりに広島の実家へ帰省すると、高校時代に仲の良かった女だち数人と食事をすることになった。 涼さんは男性だが、むかしから女性のともだちが多い。 十八年ぶりの再会で美由紀さんがアルバムを持参してきて...

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校舎五号棟三階(関西地方)

「怪談って、幽霊が出てこなくても怪談になるんだね」 マキノさんは深々とうなずいた。 「僕はむしろそういう話の方が好きですね」 ヒサトくんは、大の怪談好き。仕事の休憩中にも怖い話を楽しみたくて、先輩のマキノさん相手に、知っているネタを幾...

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夏休み~深夜の学校のプール(静岡県)

渋谷に、ドリンク代を払えば何時間でもゲームができるというカフェバーがあった。 これはその店の常連の幸一さんから聞いた話だ。 幸一さんがまだ小学生のころのこと。夏休みになると静岡県にある祖父母の家で過ごすことが恒例となっており、その夏もお...