タクシーの話 | コワイハナシ47

タクシーの話一覧

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次は……(兵庫県神戸市)

ほくろを祖母から継いだ話の春夫さんから再びご連絡をいただいた。 そのとき彼は「つい昨日の出来事」と言っていたから、二〇二〇年二月二八日に起きたことだ。時刻も明らかで、午後八時四五分に、彼は勤務先の最寄駅であるJR神戸線の元町駅に徒歩で到着...

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二周目(東京都北区)

ある人が都内の十条の病院前で手を上げた。 ハザードを点滅させて、一台のタクシーが寄ってきた。 ところが、後部座席のドアが開かない。 あれ? と、微妙な間があって、前のドアが開いた。 そこから運転手が身を乗り出すようにしていぶかしい...

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袋小路(東京都)

八年前のある夜、Aさんというタクシーの運転手が女性客を乗せた。 都内の某所に行って下さいという。 大きな通りの途中から女性客の方から道の指示をもらって細い路地に入って行った。 「あっ、そこです」 そう言われる直前にブレーキを踏んでい...

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汲めども尽きぬタクシー怪談(茨城県)

東京に近い茨城県の、さほど大きくない町に住むベテランタクシー運転手の沖さんは、時折、 「客層が、わるい」 ……と、直感することがあるという。といっても、乗り込んできた恰幅のいい中年男性が、実はヤの字のつく職業であるとか、こいつは乗り逃げ...

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緑のタクシー(兵庫県西宮市)

Yさんの自宅は、西宮市の山の手にあった。 山道から一本脇道を入った突き当たりにその家がある。 ある週末の夜、婚約者が遊びに来た。ベランダから夜景を見ながら、一緒にお酒を飲んでいた。 そのうちお酒がなくなったので、下のコンビニに買いに行...

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並走するモノ二編(東京都)

並走 その一(東京都) あるタクシーの運転手さんから、こんな話を聞いた。 真夜中の道を都心から府中へ向かって空車で走っていたところ、どういうわけか、周りに車がなくなった。後にも先にも車の姿はないし、対向車もない。 (ひょっとして警察が...

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タクシーの乗客(大阪府高槻市)

あるタクシーの運転手さんから、こんな話を聞いた。 深夜の十二時を過ぎた頃、京都市内でひとりの女性を乗せた。 「高槻方面へ行ってください」 三十歳前後、色白の髪の長い細身の女。 話しかけてもずっと俯いたまま、何も言わない。 そのうち...

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【長編】タクシーにまつわる3つの怪(岩手県)

タクシー その一(岩手県) 体験者から場所を明かさないという条件で、書かせてもらうことになった。 Nさんは、去年からここ○○市に単身赴任で引っ越してきた。 「まさか、こんなタイミングで辞令が出るとは思ってませんでした」 とても不満そ...

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確認 (北九州市小倉南区)

北九州市でタクシー運転手をしている牧さんから聞いた話。 ある日の夜、繁華街を流していると、道路脇で1人のスーツ姿の男性が手を挙げている。 スピードを落として車を端に寄せ、停車してドアを開ける。 「〇〇神社でお願〜い」 車内に倒れ込む...

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幽霊は水が好き(東京都、千葉県、沖縄県、広島県、三重県)

タクシー(東京都) 幽霊は水が好き、というよりも、水が霊と深く関係していると僕は思うんです。 例えば、人は死ぬ時に、 「末期の水」 と言って、水を少しだけ飲ましてもらう。 もうこれで二度と生きて返れないかもしれない、というような時...

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タクシー(東京都)

モト冬樹のマンション タレントのモト冬樹と番組が一緒になったとき、楽屋で、 「金造さん、俺の住んでるマンション、何かおかしいんだよ。一度遊びにきてくださいよ」 と言うものだから、さっそく行ったんです。時間はけっこう遅くて、夜の一二時を...