青森県 | コワイハナシ47

青森県一覧

青森県に関する怖い話、オカルト話、不思議な話、怪談話、都市伝説、心霊スポットなどを集めています

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下宿の近くの道(青森県弘前市)

弘前大学入学を機に、和江さんは居を北海道から青森へ移した。 今も昔も弘前大学の近くには下宿が犇めき合っている。 和江さんは大学まで自転車で十五分ほどの距離にある下宿に住んでいた。 下宿に隣接した家に管理人一家が住んでいて、管理人はお願...

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岩木山(青森県弘前市)

弘前市は一方通行の道や行き止まりが多いように感じられる。 小道はどこも緩やかなカーブを描いていて、目的の場所へまっすぐ進んでいるつもりが実は少しずつ離れていっている、なんてこともある。 もっとも、「ある」と言い切るには私は極度の方向音痴...

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引っ張る夜二篇(青森県)

コウタ、タモツ、ハジメ。 高校生のヤンキー三人組だ。 その晩は、コウタの家にタモツとハジメが来て、ファミコンで遊んだ。 コウタの部屋は寝泊まりが可能で、タモツに至っては半同棲状態と言っても差し支えがないほど、しょっちゅう寝泊まりしてい...

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踏切(青森県弘前市)

青森県弘前市内のとある踏切を車で通過すると、車体を叩かれるような音と揺れがあり、車体にたくさんの小さな手形が付く。 という談話を以前取材し、執筆したことがある。 この話は地元の話であることと内容がイメージしやすいことから、その後の取材で...

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初ドライブの思い出(青森県)

仙台市で暮らす主婦の中野さんは青森県出身なのだそうだ。 その中野さんが地元で暮らしていた、二十歳の頃の出来事である。 新車を買った。その年に登場したばかりのホンダ・フィットだった。 当然、どこかへドライブに行きたくなる。 男友達二人...

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一月二十三日(青森県)

青森市に住む山内さんが、自衛官時代に体験した話である。 青森駐屯地でのこと。 夜半になって勢いを増した雪は、一段と大きな牡丹の花弁を降り積もらせていた。 しかしそんな日であっても、警衛勤務は容赦なくやってくる。 警衛勤務とは、駐屯地...

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やはり出る(青森県)

道理でこのベッドだけ、誰にも使われず不自然に空いていた訳だ。 全身を金縛りに遭いながら、当時陸上自衛官だった山内さんは思った。 今、山内さんがいるのは隊舎ではなく、警衛所という建物である。 正門を入ってすぐにあり、来訪者が面会手続きを...

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狂駆(青森県八戸市)

元陸上自衛官の山内さんが、八戸駐屯地勤務時代に体験した話である。 空気すらもキンキンに凍てつく、真冬の夜のこと。 当時、警衛勤務の巡回コース内には「旧監視所」と呼ばれる建物があった。 その当時、既に使われておらず、廃墟寸前のコンクリー...

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青森乃暖(青森県)

戦後、勘蔵さん一家が満州から帰国してからの話である。 親戚を頼って得た小さな部屋で、家族五人は身を寄せ合って暮らした。 最低限の日々の糧にも困る生活だった。 「さ、さんびぃ寒いな」 秋が訪れると、勘蔵さんは隙間風に震えた。 暖を取...

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津軽乃怪(青森県)

私が、津軽地方某市に勤務していたときの話である。 赴任して最初の業務は、自分が仕事をすることになるオフィスの用地探しであった。 当地への進出自体がまだ非公開であったため、不動産業者には声を掛けられない。 そこで、家具付き賃貸アパート内...

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セルロイド(青森県弘前市)

私には八十年代の青森の記憶がまだある。 そしてその記憶にあるほとんどの風景に、活気が込められている。 以前働いていた会社の同僚が話してくれた舞台は、その頃の弘前市だった。 神山は休日に映画館巡りをするのが好きだった。 夕刊の上映情報...

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夏の教室(青森県弘前市)

これは〈こっくりさん〉の話である。 青森県弘前市には他県市町村の例に漏れず、こっくりさんに纏わる有名な逸話がある。その逸話はある学校でほんの数十年前に起きたことなので、当時現職の教師だった、或いは学生だった方もほとんど存命で、私が何人かか...